Radiological Protection of People and the Environment in the Event of a Large Nuclear Accident


Draft document: Radiological Protection of People and the Environment in the Event of a Large Nuclear Accident
Submitted by Umehara Kiyoko, None
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(1)年間被ばく線量の参考レベルを緊急時で100mSv、現存被ばくで公衆10 mSv以下、対応者20 mSv以下としたのは高すぎる。現存被ばくで「1〜20 mSvの範囲またはそれ以下。10 mSvを超える必要はない」は、分かりにくく、恣意的にもちいられ高止まるおそれがある。公衆の被ばく限度1 mSv以下を明記すべき。

(2)3.11福島原発事故を経験してきた私たちは、それが人々と社会、環境にいかに重大な影響を及ぼしたことかを実感している。草案には 、原発事故による深刻な影響と被害は複雑で長期にわたり、「放射線防護」はその一側面にすぎないと強調されている。その認識からすると、廃炉、脱原発についてのアプローチが必要である。言うまでもなく、私たちが原子力利用をやめることこそが真の放射線防護となる。


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